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興味深い事象でもある ニュース記事に関連したブログ

2008/06/08 20:02

 

残忍である、動機が甘ったれているなど、
犯行その物について言いたいことは大方皆様のエントリで書かれておりますので、
少し別の部分を。

残虐事件があれば犯人の「オタク趣味」が取り沙汰され、
オタク=危険人物という図式がかの宮崎勤以来の高まりを見せていた昨今。
そのさなかで(故意かたまたまかはまだ分かりませんが)オタクの街がターゲットになったのは、
安易な方程式を確定させようとする流れに釘を刺すように思えてなりません。

さらに、もし犯人にその類の趣向がないなら、
オタクが危険というパターンも覆してしまいかねません。
私は、覆すまでもなく残虐犯全体におけるオタク要素の重要度は
今印象付けられている水準よりずっと低いと思っていますが……
しかし、その図式を崩したくない方にとって、犯人が暴力団員というのは渡りに船かも知れませんね。
オタク趣味の有無を飛び越えてそっちに行けてしまえますから。

よく言われることですが、
犯人が、例えば殺人事件が登場する著名作家の小説を持っていたら、
その影響だと言うマスコミはどのくらいあるのかなぁ、と。
何の因果か、最近、超大物が秋葉原を題材にしたミステリを発表しています。
で、大抵の人はそれを読んだからやったなどとは言わないでしょう。当たり前です。
ところがゲームや漫画だとあら不思議。「これ見たからやったんだ」のオンパレードです。
大物相手と同じようなことを言ってくれる人は激減。
二次元文化への蔑視もあるでしょうし、
マスメディアに出てくるような「お偉いさん」の言うことを鵜呑みにするのが最大の原因でしょうね。
だって、ゲーム・漫画・ネットが衰退してくれれば嬉しいのは……ねぇ?(苦笑)

それにしても、マスコミが伝え忘れている単純なことも今日の事件が教えてくれます。
秋葉原にも「一般人」はたくさんいると。
オタクの街と呼んだが最後、オタクしかいないみたいな報道ばかりする単純記号化の弊害とはそういうことです。
秋葉原を電気街から離れさせていくのは、オタクがオタクがと嘆く方々のせいでしょうねぇ。

カテゴリ: 事件です  > 事件    フォルダ: 言いっ放し

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